カンボジア建設中のビルが倒壊13人死亡【中国違法建築】

カンボジア南部のリゾート地、シアヌークビルで22日午前4時すぎ、建設中の7階建てのビルが崩壊。23人が負傷13人の死亡が確認されており、ビルには50人以上の労働者が寝泊まりしていた。依然、30人以上が行方不明となっており、被害は拡大する可能性が高い。

崩壊したビルはカンボジア南部のリゾート地シアヌークビルにあり、国土整備・都市化・建設省によると、崩壊したビルは中国企業が建設中で、7~8割が完成していたが、違法建築で同省は建設中止を要請していた。

倒壊現場のシアヌークビルは中国企業の進出が目覚ましいリゾート地

シアヌークビル

建物が倒壊した現場はカンボジア南部のシアヌークビルで、カンボジアでも有数のビーチリゾートとして有名。最近では中国人観光客に人気で年間240万人を集めおり、建設中のビルは主に中国人向けに販売予定のコンドミニアムだった。

シアヌークビルは近年中国人観光客の増加、それに伴い中国資本の増加で急成長し、カンボジアの中でも建設ラッシュが続いていた。しかし、中国を代表とする外国資本がずさんな建設計画で多くの建物は建設許可が降りていないずさんなものばかりというおそまつなリゾート開発を続けている。

 

転売目的の為に作られたコンドミニアムの危険性

今回の事故と関連し、4人が身柄を拘束され、うち3人はこのビルの中国人所有者、建設会社および請負業者のトップで、カンボジア人の地主も取り調べのため州政府庁舎内で拘束されている。

近年東南アジアでは、この様なずさんな工事を行っている建物が多く、完成したコンドミニアムはすぐに他のオーナーへと転売されており、投機目的での建設が目立つ。

これはカンボジアに限らず隣のタイでも同様で、日本人から見ると非常にお粗末な建築設計で、一流コンドミニアムと銘打っていても日本の基準で考えれば住むに値しないものばかりだ。

これは購入者も転売を目的としており、住むことを考えていないためこのような事が横行していることから分かるだろう。

ずさんな建物を立て転売を繰り返し最終的にそこに住む事になる人達は、質が悪く見てくれだけが良いコンドミニアムに高い金を払って住むという事態が起こっている。