蓮舫民進党代表の可能性と人物像

2016年8月19日

民進党代表選(9月2日告示、15日投開票)を控え、出馬表明をしている蓮舫議員の対抗馬となる立候補者がいない状況を鑑み、非主流派の保守系議員や党内の一部グループが無投票を回避しようと会合を重ねているが、蓮舫議員ほどの知名度が無く、幅広い勢力から支持を集められておらず、立候補に必要な推薦人20人の確保すらままならない状況だ。

立候補に意欲を示している長島昭久元防衛副大臣は17日、旧民社党系グループを束ねる高木義明副代表と衆院議員会館で会い、支援を要請したが、高木氏は対応を明言せず、無投票を回避すべきだとの認識で一致するにとどまった。

長島昭久

長島昭久

 

長島議員はお世辞にも知名度が高いとは言えず、民進党サポーター(党員)からの票を集めるのは非常に困難と言わざるを得ず、蓮舫代表代行の対抗馬としては力不足とみられ、無投票当選を回避するためだけの出馬と考えられる。

前原誠司元外相も出馬を目指すが、自身のグループ(約20人)も固めきれず、推薦人集めに苦慮している。それに加え、民主党が与党時代の顔として表立っていたが、それが原因でマイナスイメージを払拭できておらず、推薦人が集まり立候補したとしても当選はまず不可能だろう。

前原誠司

前原誠司

 

今回の民進党代表選は、よほどのことがない限り、蓮舫議員の当選で間違いなく、言い換えれば民進党の人材不足が浮き彫りにされた格好だ。

99.9%蓮舫議員の当選が確定している代表選を前に、蓮舫議員はどの様な経歴、人となりか追ってみよう。

 

タレント時代

蓮舫(れんほう、Lien-Fang、本名:村田 蓮舫(むらた れんほう)は、1967年(昭和42年)11月28日 生まれの48歳で、台湾人の父と日本人の母との間に生まれたハーフ。

1985年(昭和60年)台湾籍(謝蓮舫)から、日本籍に帰化した(斉藤蓮舫)。

1985年(昭和60年)、17歳の時に出演したNTTのテレホンカードCMに登場。

蓮舫 テレフォンカード

日本テレビ系『スーパージョッキー』のアシスタント司会に抜擢され、知名度が上昇していった

蓮舫 スーパージョッキー

この時期、舛添要一からプロポーズを受たが袖にしている。

その後、舛添要一が東京都知事を解任同然で辞任した後釜として、蓮舫議員に打診が出されたのには因縁を感じてしまう。

 

政治家に転身

2004年7月、手塚仁雄の誘いで民主党から第20回参議院議員通常選挙に出馬、比例区新人の吉田公一との連動で、小川敏夫と共に当選する。

蓮舫初当選

2009年10月、内閣府が設置した事業仕分けワーキンググループの一つである、農林水産省・文部科学省・防衛省担当の仕分け人となり、当初は好評化を受けたが、次世代スーパーコンピューティング技術の推進事業に対し、「二位じゃだめなんでしょうか」という言葉でバッシングを受けるが、研究者が蓮舫議員の質問にまともに回答できなかった事からの発言。

しかし、この言葉自体に国民から反発を買った。

2010年6月8日に発足した菅内閣において、内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に就任。その2日後に内閣府にて行われた、就任後初の省庁会見で、会見前の慣例である国旗への一礼を省略した事が波紋を呼ぶ。

2010年11月号に特集として、国会議事堂の中央階段等で、アルマーニ等、高級ブランド服を着たポーズをとっている蓮舫の写真を掲載した、と産経新聞に報道され、自民党の西田昌司参院議員の撮影許可の経緯についての質問に対して、申請書の撮影目的欄には「議員活動の記録のため」と記載されていたが、宣伝色の強いものであるため注意喚起をした、と答弁。「参院側から『議員活動の記録のため』と書くように示唆があった。撮影場所の確認時も、参院担当者は『この場所なら大丈夫だ』と言った」と述べたが、のちに蓮舫はこの答弁について「私の誤解に基づいた答弁で、撤回し謝罪したい」と答弁、撤回している。

国会ファッションショー

 

これまでの発言

櫻井よしこが民主党の勉強会で外国人参政権に反対する意見を述べた際、共感の意を示している。

法務大臣の松島みどりが「うちわ」を配布した事を追及していたが、産経新聞の報道によると、蓮舫も「うちわ」を配布している(実際に蓮舫が配布していたものは柄の付いているうちわとは異なり法定ビラであり問題がないものであった)。「個人ビラとして届け出をし、使用することについては選挙管理委員会の承認を得ている。公職選挙法の寄付にはあたらない」と説明している。

蓮舫うちわ

2016年5月25日、自民党の安倍晋三内閣総理大臣がバラク・オバマ米国大統領の広島歴訪を実現させたことについて、ツイッター上で「オバマ大統領の広島訪問、そしてスピーチ、被爆者の方と話される姿。この歴史的な声明を実現された安倍内閣の外交は高く高く評価します」と絶賛した。

 

民主党時代から、党代表は鳩山由紀夫、菅直人等、党代表としては多少実力不足で、与党の反論だけしかできない印象を受けるが、それらの元党代表と比べて、客観的な発言も見られる蓮舫議員は、不祥事は過去にあるものの、ベターな選択と言えるかもしれない。

  • 【速報】衆議院解散、総選挙へ【速報】衆議院解散、総選挙へ   今月28日に召集する方針の臨時国会の会期中に、衆議院の解散・総選挙に踏み切ることを排除しない様、安倍総理大臣が公明党の山口代表に対し要請している事が分かった。 […]
  • 2017年度防衛費は5.1兆円 なぜ増額が続くのか 防衛省は2017年度の概算要求に、過去最大の5兆1600億円程度を計上する方針を固めた。 北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返、尖閣諸島では連日中国の領海侵犯など、日本を取り […]
  • 【静かなるドン】住吉会系組長、阿部太容疑者ら3人を逮捕【静かなるドン】住吉会系組長、阿部太容疑者ら3人を逮捕 警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は12日までに、聴覚障害を持つ知人の女性に無理やり文書を書かせたとして、指定暴力団住吉会系組長の阿部太容疑者(54)妻で韓国籍の李蕙英(イ・ヘイヨン) […]

政治

Posted by NEWS