ボールボーイ乱暴事件はJ2徳島馬渡和彰選手だけの問題か

2017年6月28日

J2徳島は30日、29日の千葉―徳島でDF馬渡和彰が試合中にボールボーイに対し、乱暴行為を働いたとして退場処分になったことを受け、クラブとして馬渡に謹慎処分を科した。

実況は、「紳士的ではない」として非難しているが、選手だけを責められるだろうか?

問題の場面は、前半14分、ボールとともにタッチラインの外に出た馬渡が、近くにいたボールボーイに対し、別の球を渡すよう要求したが、反応がやや遅れて球を渡されたため、いらだった様子でこづき、高山啓義主審はこれを「乱暴な行為」と判断し、すかさずレッドカードを提示した。

 

この試合は、千葉・フクダ電子アリーナで行われ、徳島にとってはアウェイであることをまず理解したい。

関係者によると、ボールボーイは千葉の育成組織に所属する中学生で、どちらのスローインでプレーが再開されるのか判定が分からず、迷ったというが、それを判断するのはボールボーイではない。

ボールボーイは円滑な試合の進行を補助するためにあるのだが、実際のところはアウェイチームに対しての試合妨害にも取れる行為が多いことも事実という事を知っておかなくてはならない。

 

この様な遅延行為を行うボールボーイは少なくなく、多くの試合でアウェイチームに対してマナーの悪い対応をする事がある。

 

 

この様なボールボーイのアウェイ選手に対しての行為は、海外リーグではよく見られることが、日本でこの様な行為が見られるようになったのはごく最近ではないだろうか。

海外では当たり前だからと、海外の真似をし始めたのではないだろうか。

 

日本人サポーターは海外から尊敬されるはずだったのだが…

日韓ワールドカップ、トルコ対日本戦では、日本サポーターが勝ったトルコとトルコサポーターにエールを送り、トルコサポーターからも「ニッポン」コールが起き、世界のメディアから、「サッカーは戦争に例えられるが、試合で勝者を称え、敗者にエールを送る姿をみたことがない。これが本当のスポーツマンシップだ。」と大絶賛された。

一昔前、日本のサッカーは世界的に見ても技術的に未熟な面があっただろう。しかし、応援やマナーに関しては世界一だったのだ。

それが今ではどうだろうか。

世界はこうだと、他国がやっている事は正義だと言わんばかりの行為が目につく。

自陣に攻め込まれればブーイングをするのはいかがなものか。

日本にはブーイングをするという文化はないが、欧米人がやっている応援スタイルを真似している。

もし、この様な応援スタイルではなく、ブーイングなどせず、試合後には相手選手やサポーターをねぎらう様な姿勢を貫いていたとしたら、日本人サポーターは、今日世界で最も評価されていただろう。

 

ボールボーイの行動も、世界の低レベルな行為を猿真似しただけだ

対戦相手であるジェフユナイテッド千葉のDF若狭大志は「お前は悪くないぞ」と少年に声を掛けたとしており、この少年が故意に遅延行為をしたとは言えないが、これまで他のボールボーイがやっている遅延行為、妨害行為に馬渡選手が苛立っていたかもしれない可能性は否定できない。

試合に参加しているボールボーイの少年たちや、サポーターは一度自分たちの行為を省みてはどうだろうか。

日本人として、サポーターとして、正しいことか恥ずかしくない行為か。

他国がやっているから正しいと思うのではなく、自分にとって恥ずかしくない行為かどうか、それが判断できるのは日本人の優位性であることを忘れてはならない。