【元SMAP】稲垣、草彅、香取ついにジャニーズ事務所を退所

昨年12月31日に解散した人気アイドルグループSMAPの元メンバーの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が8日、契約満了に伴いジャニーズ事務所を退所する。

1988年4月、スケートボーイズの中からグループを結成、当時のアイドルが活動の主流としていた音楽番組が次々と減り、アイドル氷河期と呼ばれる時代に入ってから、バラエティ番組やテレビドラマなどに活動の場を見出していき、当時アイドルグループが番組内でコントをするという現在ではご法度とも言える手法が人気を呼び、更にドラマ出演でその演技力の高さから、ドラマで視聴率を稼ぐにはSMAPのメンバーを主演にという声は当然の様に聞こえてきた。

2016年1月13日、これまでSMAPを支えてきたチーフマネージャー・飯島三智氏がジャニーズ事務所を退社、個人事務所設立に向け、中居正広、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾がともに退社を決意するが、土壇場で木村拓哉が事務所残留を選択したため、グループ分裂の危機が勃発、これはあくまで噂に過ぎなかったが、話を聞いた明石家さんまが、「テレビで言われている通り」と発言したことから不仲説が確定的とみられる。

9月4日、ジャニーズ事務所の稲垣、草彅、香取の単体サイトが同月8日の3人の退社と同時に閉鎖されることが発表された。

 

ジャニーズ事務所から干される可能性

これまでジャニーズ事務所と対立し、芸能活動に制限かかった、いわゆる「干された」元ジャニーズ事務所所属タレントは多くおり、田原俊彦、男闘呼組、光GENJIらが代表的だろう。

これは、芸能界でのジャニーズ事務所の強大な影響力を背景に圧力をかけ、自由な芸能活動をさせないようにしたと言われており、公然の事実となっている。

しかし、当時人気絶頂の郷ひろみは全くと言ってよいほど芸能活動に影響を受けていないように見受けられるが、これは移籍先が大手事務所バーニングだったという理由が大きいだろう。

では、稲垣、草彅、香取の3名がジャニーズ事務所に圧力をかけられる事があるのか、その可能性を考えてみると、まずキーマンとなるのは第6のSMAPと言われる森且行だ。

元メンバーの森且行はオートレーサーに転身するため、当時人気絶頂だったSMAPを脱退、その後SMAPの過去映像には森且行にモザイク処理をされるようになり、更にSMAPのメンバーも彼の話をすることはなくなった。

これは意図的にジャニーズ事務所がテレビ局、編成担当に圧力をかけていたのだろう。しかし、近年のSMAPの番組では森且行の映像や、彼がSMAPのメンバーに宛てた手紙など放送されるようになり、ジャニーズ事務所の力だけでは既に国民的アイドルとなったSMAPに影響力を及ぼすことすらできなくなっていく。

つまり、SMAP単体でジャニーズ事務所以上の影響力が芸能界にあるというわけだ。

その根拠として、ジャニー喜多川氏が応援コメントを出したこと、現在続いているレギュラー番組が事務所脱退後も継続されるという点から見て解るとおりだ。

そして、これらを総合して考えてみても、脱退する3名への圧力は不可能に近く、それをすれば芸能界というよりも、日本国民からジャニーズ事務所が非難を受ける可能性が高い。

 

元ジャニーズ3名の今後

2016年12月、SMAPの解散劇の中心的人物である飯島三智氏が、ラオックス関連の新事務所の代表取締役に就任。

脱退した3名は飯島氏の新事務所に移籍するとみられている。

ここで問題となるのが、ジャニーズ事務所だ。暗黙のルールなのか、正式に契約をしているのか不明だが、ジャニーズ事務所を退社後2年間は芸能活動ができないといわれており、活動の場をその期間、中国や韓国に移すのではないかというもの。

しかし、草彅の韓国進出という面は可能性があるとしても、40歳を過ぎたメンバーがこれから言葉も通じない中国に進出するというのは到底考えられない。

やはり主戦場は日本で、ジャニーズ事務所と真っ向から対立するという図式のほうが現実味があるだろう。

実際、現在のジャニーズ事務所で数字が取れるメンバーは「TOKIO」と「嵐」位で、可能性のある後継者がいないわけではないが、数段評価が落ちる。

つまり、ジャニーズ事務所はこの2グループでやっと持っているという状況で、芸能界の影響力自体が昔ほど無くなっていると見て良いだろう。

それらを鑑みて、3名は大手を振って日本の芸能界での活動が難しくないのでは無いだろうか。