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【二刀流】大谷翔平投手ポスティングでメジャーリーグへ

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日本ハムファイターズの大谷翔平選手が今オフ、ポスティングシステムを利用しアメリカメジャーリーグへ行きが確定的となった。

昨オフの契約更改交渉の際に球団へメジャーリーグ挑戦の意思を伝え、球団側も容認。大谷はその時に「僕が行きたいことは球団の方も知っている。それが今日、自分の気持ちを優先させてもらえる形になった」と説明していた。

 

メジャー思考は高校時代から

花巻東高3年だった2012年、米大リーグ挑戦の意思を示したが、ドラフト会議で1位指名した日本ハムが、当時は実現困難とされた二刀流挑戦の容認を含めて説得、球団入りを決断した経緯がある。

当初は懐疑的な声も含め、誰もが否定的だった二刀流で成功し、昨季は日本一にも大きく貢献した。

今季は左太もものけがなどで一時は2軍落ちも経験。1軍復帰後は主に指名打者として出場しており、投手としては12日に今季3回目の登板で初勝利を挙げている。

 

メジャーで大谷翔平は通用するのか

大谷翔平の魅力は何と言っても投手としてのスピードボールだろう。誰が言い始めたのかわからないが、「メジャーには160km/h以上出す投手がゴロゴロいる」というものがあるが、実際にはメジャーでも数人しかおらず、大谷は投手として非常に魅力的と言えるだろう。

 

隠れたデータ(平均球速)

試合の中で数回だけ飛び抜けたボールが投げられたとしても、それが先発投手ではあまり意味はない。

1試合の中でストレートがどれだけ安定的にスピードが出ているかは重要で、平均球速を見れば大谷投手の実力が分かるだろう。

  1. アロルディス・チャップマン(ヤンキース・RP) 160.1キロ
  2. ノア・シンダーガード(メッツ・SP) 157.7キロ
  3. アルキメデス・カミネーロ(パイレーツ・RP) 157.1キロ
  4. クレイグ・キンブレル(レッドソックス・RP) 156.6キロ
  5. ジェームズ・パクストン(マリナーズ・RP) 156.6キロ
  6. ケルビン・ヘレーラ(ロイヤルズ・RP) 156.4キロ
  7. デリン・ベタンセス(ヤンキース・RP) 156.3キロ
  8. トレバー・ローゼンタール(カージナルス・RP) 155.9キロ
  9. ネイサン・イオバルディ(ヤンキース・SP) 155.8キロ
  10. カルロス・エステベス(ロッキーズ・RP) 155.6キロ
  11. ジェウリス・ファミリア(メッツ・RP) 155.6キロ
  12. ペドロ・バエズ(ドジャース・RP) 155.6キロ
  13. マット・バーンズ(レッドソックス・RP) 155.4キロ
  14. アローディス・ビスカイーノ(ブレーブス・RP) 155.4キロ
  15. ケン・ジャイルズ(アストロズ・RP) 155.3キロ
  16. ハンター・ストリックランド(ジャイアンツ・RP) 155.3キロ
  17. マット・ブッシュ(レンジャーズ・RP) 154.8キロ
  18. カルロス・マルティネス(カージナルス・RP) 154.8キロ
  19. サム・ダイソン(レンジャーズ・RP) 154.8キロ
  20. エニー・ロメロ(レイズ・RP) 154.6キロ

大谷投手を他のプロ野球選手と比べても意味をなさないので、メジャーリーグの投手と比較してみると分かるが、ストレートの平均球速は154.7km/hだ。

この数字を見ると、メジャーのトップ20にギリギリ入っている数値と見れるかもしれないが、上記平均球速トップ20に入る選手の殆どがリリーフ投手(RP)で先発投手(SP)として平均球速トップ20には2人しか入っていない。

つまり、大谷投手はメジャーに入った瞬間、平均球速だけだがトップ3の投手となる。

日本人投手が苦しむメジャーのボール

メジャーに挑戦した投手を思い出すと、オープン戦で非常にコントロールが悪く、通用するのだろうかと懸念することが多かった。

この理由はメジャーのボールが日本の物より一回り大きく、作りが雑で縫い目が高いという理由だ。

しかし、ダルビッシュや田中将大を見て分かる通り、近年ではそれほどボールの違いで苦しむことは無くなってきている。

これはプロ野球が統一球を導入したことで、日本選手でもメジャーのボールの違いを苦にする投手が減った要因だろう。

 

二刀流はメジャーでは封印するのか

大谷選手は投手としての価値を非常に高く評価されているので、怪我の可能性が高い打者の起用はまず無いだろう。

日本とは違い、アメリカの中4日というローテーションを考えれば、体を休める期間が短いため、やはり投手としての活躍が期待される。

ナショナルリーグであれば、打席に立つが、大谷選手の打者としての能力を考えれば、相手チームはDH制のあるチームと対戦しなくてはならないというハンデ戦と同じで脅威となるだろう。

すでに意中の球団があるとの事だが、やはりナショナルリーグのチームである可能性が高いし、そうであってほしい。

 

複数球団がポスティングシステムに参加

以前であれば、松坂大輔投手、イチロー選手の様にポスティングでメジャーリーグ球団が競り合い、巨額の交渉権獲得に動くこともあったが、現在では上限が2000万ドル(約20億円)となっている。

大谷選手はこの金額を支払ってでも獲得したいと考える球団は複数あるだろうし、もし上限が無ければ青天井になることも間違いない。

今オフ複数球団と交渉することになるだろうが、どれだけの球団が手を挙げるか注目される。

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