【神戸銃撃事件】狙われた織田絆誠代表、全面抗争へ突入するのか

2017年9月16日

 

9月12日、神戸市長田区五番町の路上で神戸山口組組員とみられる男3名に襲撃された事件で、警察関係者は全面抗争に発展する可能性を憂慮し、両組織の監視を強める方針を打ち出した。

今回、神戸山口組が狙ったのは任侠山口組トップの織田絆誠代表で、先月11日の記者会見での神戸山口組批判が発端とされているが、狙った相手が織田代表というのが非常に重要なポイントとなるだろう。

 

 

六代目山口組と神戸山口組の抗争との違い

2015年8月、指定暴力団六代目山口組から離脱し結成された神戸山口組は、当初から参加組員同志のトラブルや、相手組事務所に車を突入させる事は会っても、トップである司忍六代目山口組組長や、井上邦雄神戸山口組組長に直接手を出すことはなく、神戸駅で司組長に対して行った、サイン下さい騒動程度のものだった。

しかし、今回神戸市長田区五番町で起きた事件は、周到に用意され、確実に殺害を計画していた事から、これまでのいざこざやトラブルと言った類のものでは無い。

 

井上組長を使用者責任で逮捕の可能性

警察は犯人の目星をすでに付けており、逮捕後使用者責任と共に共謀共同正犯あるいは教唆で逮捕・起訴する可能性がある。

しかし、それよりも憂慮すべきは、トップが狙われた事実で、任侠山口組側はこれを黙ってみている事はないだろう。

トップが狙われたまま「返し」をしないのはヤクザの習性では考えられないし、トップが狙われたのだから同等の相手、つまり井上組長を狙うのが当然ではないだろうか。もし、返しが幹部や事務所に突っ込む程度では天秤が合わない。

 

超武闘派の織田代表は動くのか

襲撃が成功していればまだ目はあったかもしれないが、狙った相手が超武闘派と言われる織田代表だけに、この先の展開は織田代表の判断で全てが決まるのかもしれない。

負け知らずの倉本組」と謳われた倉本広文組長率いる初代倉本組に加入、2年後に勃発した山波抗争に参戦し、銃撃事件の首謀者として逮捕され、12年間徳島刑務所に服役している。

徳島刑務所の中でも、若き日の織田代表の気性の荒さ、凶暴さは当局も手に負えないほどで、旭川刑務所へ不良移送されるほどだった。

その後は健竜会・山健組・神戸山口組と幹部となっていくが、その法律の知識、喧嘩の仕方に五代目山口組臥龍会・金澤膺一初代会長や、五代目山口組若頭補佐だった中野会中野太郎会長の再来と評されている。

そんな武闘派の織田代表の若かりし頃の凶暴性が蘇った時、どうなるか想像に難くないだろう。

 

警察はどう動くのか

警察は井上組長をこれまでの様に不起訴必至の容疑で逮捕する必要性が無く、大義名分を持って逮捕・起訴まで持っていくことが出来るだろう。

それより、効率的に考えれば織田代表が返しをした後で共同正犯で逮捕も可能であり、のんびり構えていても良いかもしれない。

特定抗争指定暴力団として神戸山口組を指定するのも視野に入れているが、相手が警察が離脱を認めていないのが痛いところだ。