【病院火災】韓国セジョン病院で火災40名以上が死亡

2018年4月16日

26日午前7時半ごろ慶尚南道密陽(ミリャン)のセジョン病院で火災が発生、この日午前11時ごろ死者33人が確認されていたが、午後1時ごろには41人に増え、被害が拡大している。

セジョン病院には2-6階の入院患者100人と、後方の療養型病院に入院中の94人の計194人の入院患者がいたが、療養型病院の患者に死傷者はいなかった。

出火場所がセジョン病院1階の救急室と見られており、死者も1階と2階付近で最も多かった。

チェ・マンウ密陽消防署長はこの日午前、「セジョン病院で午前7時35分に火災が発生し、9時29分ごろ大きな火は消え、10時26分に完全に鎮火した」と発表、続いて「午前10時53分現在、死者31人、重体8人、軽傷69人と計112人の死傷者が発生した」と伝えたが、この発表の直後、死者は33人に増えた。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は緊急の首席補佐官会議を招集して対応を協議。大統領府報道官は会議後、「首相を中心に火災原因を正確に把握し、複合ビルの火災再発防止策をまとめるよう指示した」と発表した。

 韓国では先月21日にも中部・忠清北道(チュンチョンプクド)堤川(チェチョン)の複合ビル内のサウナなどで29人が死亡する火災が起き、避難ルートの不備などが指摘され、社会問題となっていた。今年1月20日にはソウル市の旅館で火災が起き10人が死傷している。

韓国国内では、「セウォル号の教訓が全く生かされておらず、被害が大きくなってから騒ぎ立てるだけの安全対策しかしない。」と政府の対応に批判が集まっている。